仙台2018まとめ

今年はもっとこまめに更新しようと思ってたんですが、忙しさにかまけてこんな季節になっちゃいました(汗)。今更ですが6月16,17日に仙台市科学館で開かれた「知能ロボットコンテスト」の報告をさせていただこうと思います。

私たちにとっては1年に1度の大きな大会である仙台知能ロボコン。今年は30回目の節目の年で、大会のこれまでを振り返るビデオが放映されるなどアニバーサリーな雰囲気が漂う2日間でした。
渋渋理科部ロボコン班からはチャレンジャーズコースに6台が出場し、C02(筆者製作)がこの部門での準優勝をいただきました。

準優勝という看板もいいモノですが、試行錯誤してマイナーチェンジを繰り返し、約1年半じっくり向き合ってきた成果を余すことなく競技台で示せたことが何よりの喜びです。技術的な下地を調えて指導してくださった先輩方、マシンの不調の理由を一緒に考えてくれたロボコン班や化学班のみなさん、本当にありがとうございました。なおオーム社さんの「ロボコンマガジン9月号」にてこのロボコンの記事が組まれており、ほかの名だたる出場ロボットに加えてC02もちょっぴり紹介されていました。ご興味のある方は是非ご一読いただければと思います。
顧問の先生のロボは今年も不思議な挙動で会場を沸かせていたり、今回が初参加だった出場者はロボットを動かす力を大いに上げられたのではないかと思います。また中1の新入部員は同時開催のロボコンジュニアでロボット操作を学んだり、高1の先輩主催のプログラミング講座を受けたりとこちらも充実していたようです。

一方、今回の仙台は私たちに重大な記憶と教訓を遺していきました。

帰りの東北新幹線が事故で止まったんです。

科学館を出て帰路につこうとしたそのころ、運転見合わせの第一報が入りました。数十分待てば動き出すのかなと思って仙台駅に行ったらごった返す駅。動きません。サバイバル開始です。仙台駅構内にブルーシートを敷かせていただき、20名弱で夕飯を食べてあの手この手でスマホの充電をしながら4時間以上耐久しました。その後ようやく動き出した新幹線に飛び乗り、ほとんどの参加者は帰宅が0時を回っていました。自宅に間に合わず、先輩宅に泊めてもらったというケースも…。同じく帰宅に困った姉妹校、渋幕の一団は仙台にもう一泊したのだとか。私たちきっと、史上最もへこたれない理科部に進化してると思います(笑)。みなさん本当にお疲れさまでした…。

次回は8月の合宿の様子を早めに更新しようと思います。

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↑ チャレンジャーズコース決勝で競技直前に撮ったもの。自分のロボに、奥では優勝したC10「高橋とうふ店」さんと、話題をかっさらったC35「タイヤ絶対撲滅太郎先輩」が稼働(走行じゃないんですよ)しているお気に入りの1枚です。